「そろそろ2足目のシューズが欲しいけど、どのように選べばいいかわからない。。。」
というお声をよく頂戴します。
そんな方の為に今回は2足目のクライミングシューズを選ぶ”ポイント”や”お手入れの仕方”についてご紹介していきます。
どのようなクライミングをしているのか。もしくは、どのようなクライミングをしたいのか?
2足目を購入しに店頭にいらしたお客様に私がまずお伺いするのが、そのお客様の「習慣」です。
例えば、普段どれぐらいの傾斜で、どれぐらいのグレードを登るのか。
垂壁の2級を登る、垂壁の5級を登る、強傾斜の3級を登るお客様では、おすすめする商品も変わってきます。
また、垂壁の中でも、フットホールドを点で乗るのか、面で乗るのか?
よく使う場所は外岩なのか、クライミングジムなのか?などで使うものも変わってきます。
ですので、まずは、自分の傾向や習慣、これからどのようなクライミング(外岩中心に頑張りたい!や、通っているジムのこの課題を落としたいなど。。。)をしていきたいのかなどを考えることをおすすめしています。
どんな足形ですか?
そして、次にお伺いしているのが、「足の形」です。
甲が高いのか、低いのか?そして、足幅は広いか、狭いか?
また、シューズを履いた時、どこか浮いている部分や痛みなどを感じないか?
などをお伺いし、先に記載した習慣と併せてシューズをおすすめしていきます。
『自分の足形にフィットしたシューズを履くことのメリット』
自分の足形にフィットしたシューズを履くことによって、痛みなどのストレスを感じることなく、クライミング能力の上達やクライミングに対するモチベーションの維持にもつながります。また、道具ひとつを変えることで、自分のクライミングスタイルについて、見直すキッカケにもなります。
このことから、自分の足にフィットしたシューズ選びがとても重要になってきます。
※足形にフィットしているの定義?ですが、キツすぎず、緩すぎず、痛みがない状態のこと。また、かかとや甲の部分が浮いていない状態のこと。
また、足の形は人それぞれ。一般的には、5種類ほどあるといわれています。
まず、つま先の形ですが、親指が一番長い形のエジプト型、人差し指が長い形のギリシャ型が代表的です。そのほかにも、親指と人差し指の長さが同じ形のスクエア型などがあります。
次に、かかとの形ですが、2種類ほどあり、ノーマルなタイプのクライミングシューズとフィットしやすい直角型と多くのクライミングシューズとの相性がいい三角型があります。
選ぶポイント
2足目のシューズを選ぶポイントは、使うシーンとこれからどんなクライミングをしたいか。そのうえ、足型に合ったクライミングシューズを選ぶのがポイントです。
冒頭にも書いたように、外岩を中心に履くのか、ジムが中心でたまに外岩に行くのか、そして、これからは、外岩中心に登っていきたい!や、トゥフックがうまくなりたいなどを考えると、段々絞れてくるかと思います。
では、傾斜別または、足形別でおすすめシューズを紹介していきたいと思います。
1つ目は、レモラLV(甲低幅狭)、レモラHV(甲高幅広)
こちらは、自分の足の幅に合わせて2つのタイプから選ぶことができるシューズ。そして、脱ぎ履きのしやすいスリッパタイプで2足目にもってこいなシューズです。
柔らかくて粘っこいマッドロック独自のソールラバーを最大限に生かしており、特にスラブや垂壁などの緩傾斜に強いです!
2つ目は、不動の人気を誇るシャーク。
こちらは、4級や3級の課題で出てくるムーブ(ヒールフック、トゥフックなど)を難なくここなせるシューズ。
アッパー全体にラバーが貼ってあり、トゥフックの練習におすすめです。ヒールフックは、通称モヒカンと呼ばれる、変わったヒールがあなたのヒールフック上達をサポートします!
そして、ダウントゥ(爪先が下がっていること)はそれほどしてなく、一足目からの移行もスムーズにできます。
以上、おすすめのクライミングシューズのご紹介でした。
そして、クライミングを長く楽しく続けるためにも、自分に合ったシューズを選ぶことが大切です!
今回紹介したクライミングシューズは、オンラインショップで販売していますので、もしよければそちらもご覧ください。
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